外部・外壁に使う木のデザインについて1/3

1口に「木」と言っても、多くの種類があります。

竹の仲間やヤシの仲間を含めると、日本にある木の種類はおおよそ1,500種だといわれています。

このうち、木材としての使いみちが比較的よく知られている木が100種類以上。種類によって木材の性質が違うので、それぞれの特徴に応じた使い方が求められます。

また、建築で扱う木材は、種類、性質、板目・柾目・杢目、製材の挽き方などによっても変わります。

木を使った外壁や外部のデザインの建築を見る事があります。

新築時は木の柔らかさ・優しさが表現され美しい建築ですが、数年経過すると・・・。

悲しい姿になっている建築があります。

山梨県笛吹市にある、とある交通機関の建築です。

外部に大きな木のデザインがされており、2016年に完成しています。

その後が気になり、数年後に再確認です。

表面の劣化が進む集成材

やはり・・・。

表面の劣化が進む集成材

しみ・カビ?・表面の変色が見られます。

数年でこの状態。早めの対応を願います。

弊社がデザインする建築。

多くのデザインに木を使用しています。

「機能・デザイン・耐久性・コスト」を満たしたデザインです。

明日のブログでは、ヨシノデザインで使用するサイプレス(豪州ヒノキ)と一般の杉を使っての実験です。

一目瞭然の結果です。

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