気密を高めた「健康建築」の提案 甲府市上石田の家

平成31年1月中旬に、設計相談がありました甲府市上石田の敷地に新築する住宅建築(T-House)。
多くの設計打合・検討を行いながら、7ヶ月かけて相談・基本計画・基本設計・実施設計の完了しています。
そこから、各種業者への見積依頼を行った後に、更なる検討を行い続けてきました。
はじめの設計相談から1年3ヶ月。
工事請負契約の締結、低炭素住宅の申請、地鎮祭を行いながら進んでいます。
優れた性能をもつT様の住宅建築は、高気密にも対応しています。
実際にどのくらいの高気密なのかを数値で確認です。

高気密測定
高気密測定

気密測定 C値0.4cm2/㎡
気密測定結果「C値0.4cm2/㎡」
C値とは、住宅における相当隙間面積のことであり、建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値で、建物の気密性能の指標として用いられています。
数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえます。
この数値は、環境に厳しいカナダでは0.9、スウェーデンでは0.6~0.7以下とされておりの諸外国の基準を適用しても優れた気密性を持っている状態です。
これは、花粉や害虫などの侵入もほとんど無い数値です。

地球環境やエネルギー問題・健康や医療費などの問題への貢献や、快適に・楽に・楽しく生活をする為には、建築の高気密化は絶対条件になります。
自社の建築もオリジナルの高気密仕様で作っている為に、暑い・寒いの厳しい環境になればなるほど楽な生活が生まれています。
それは、高断熱工事とセットで対応することで大きな効果を感じるます。
①外気温の影響を受けにくく、室内の温度を一定に保つことができる。
②省エネ効果が期待でき、エネルギー問題・環境問題に貢献する。
③ヒートショックに効果的である。
④熱中症予防にも効果がある。
⑤快適な・楽な・安心の生活がある。

しかし健康住宅を推奨している方の中には、気密工事に対して反対の意見もあります。
「気密性が高いと息苦しい」
高気密化だけの対応であると、確かに多くのマイナスが起こります。
『徒然草』第五十五段冒頭に出てきます「家づくりやうは夏をむねとすべし」と言われていますが、弊社の建築は基本から違い「冬を基準」に考えています。
「冬に快適な建築は、夏も快適である」
吉野聡建築設計室が行う「健康建築」は、高気密以外の対応も同時に考え・対応するので、メリットしかありません。
対応の1つが、紀州備長炭を使った快適な環境づくりです。

続きは明日のブログです。
窓を閉め切った室内の空気が爽やかになります。

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