建築は「六曜」にも深く関係しています。

昨日のブログでUPした地鎮祭・起工式の「六曜」
六曜は、暦の中でも有名な暦注の一つで、カレンダーや手帳にも記載されています。
デジタルが進んだ現代においても影響力があり「事のスタートはは大安が良い、葬式は友引を避ける」など、主に冠婚葬祭などの儀式と結びついて使用されています。
建築では、地鎮祭、起工式、上棟式、竣工式など、さまざまな祭典がありますが、全てこの「六曜」を確認します。

六曜
六曜(ろくよう)とは、暦注の一つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種をいいます。
建築の設計や施工において、設計の契約や完成日、建築施工現場での地鎮祭・上棟式・引渡日など、建築設計や施工現場と六曜(ろくよう)は強い・深い関係にあります。

その六曜には、さらに詳細があります。
それは「十二直」

十二直
十二直の「たつ、のぞく、みつ、たいら、さだん、とる、やぶる、あやぶ、なる、ひらく、とず」
この十二直までしっかり確認すると、大安でも建築に対して「良い日・そうでない日」があります。
大切な日には、その部分まで確認をしています。

その他、建築に関係するものと言ったら「鬼門」です。
鬼門は、古代中国の書物『山海経』にある物語が元となっており、北西(乾)を「天門」、南西(坤)を「人門」、南東(巽)を「風門」、北東(艮)を「鬼門」としたことによると言われています。
鬼門自身は迷信とも言われていますが、そうでない部分もあります。
それは、玄関や水周りは鬼門は不向きという事です。
その意味は、北東は日照が悪く、寒い、湿気がこもるなどの意味で、これらの場所が適してないからです。
それは、機能・性能・耐久性に乏しい昔の建築の事であって、現代の建築で考えるとその面では関係ないと思います。
しかし、何を信じるかは個人の自由です。
皆様の考えに沿って、それぞれの検討を行っています。

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