コロニアル屋根の劣化 再塗装を諦めカバー工法を採用

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、集合住宅、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などにあります屋根。
外部の環境から、私たちや物などを守ってくれる大切な・重要な部位です。
紫外線や熱・風・雨を直接受ける過酷な環境のために、最も傷みやすいので日ごろからチェックが必要になりますが、屋根を直接見る機会は少なく劣化が進んでも見落としがちです。
大きなトラブルになる前に、簡単な工事・コストでその建築を安心・安全に保ち続けてほしい思いです。

甲府市善光寺にあります一戸建ての木造建築の住宅。
築40年が経過していますが、定期的にメンテナンスを行っている事もあり、良い状態で利用されています。
先日、屋根の点検をしていた時にです。
屋根材のコロニアルが割れている事を発見です。
そして、その数が限度を超えているんです。

屋根コロニアルの割れ

屋根コロニアルの割れ
屋根コロニアルの割れ
コロニアルとは、スレート瓦の一種で「旧クボタ松下電工外装株式会社」から販売されている屋根材の商品名です。
コロニアルは瓦と比べ、軽量で安価なことであるが耐久性に問題があります。
それは、コロニアル自身の「かけ・割れ・クラック」です。
その数が少なければ、コロニアル自身の差し替えが可能ですが、多くなると差し替えでは対応不可となってしまいます。
その場合は、どうすのか??
このコロニアルの上に、軽量のガルバリウム鋼板で覆ってしまう「カバー工法」を採用します。

コロニアル屋根のカバー工法
コロニアル屋根のカバー工法
この写真は、他の住宅建築の改修工事の写真ですので、今日のブログでUPしている甲府市善光寺にある住宅がどのように変化していくのか、改めてブログUPさせて頂きます。

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