甲府市内にあります鉄筋コンクリート造の5階建ての賃貸マンション。
弊社が継続に調査・管理・修繕を行い続けています。
築40年が経過しており、各部位の老朽化が進んでいます。
令和4年6月上旬の深夜。
5階建ての軒裏のコンクリートが剥がれ、地上に落下した事故が起きました。

軒裏　コンクリートの剥離・落下
幸い大きな事故にならず+けが人もなく、地上部にコンクリートだけが散乱しただけで済んでいます。
そんな事があり、マンションの軒裏の緊急点検です。

25ｍの高所作業車に乗って、軒裏の打診調査です。
その結果、剥離+落下した周囲では多くの浮きを確認。
ハンマーで強制的に剥離です。

この剥離は「鉄筋のかぶり厚が確保されていない」事が原因です。
鉄筋のかぶり厚？？
鉄筋からコンクリート表面までの最短距離のことを表します。
建築基準法令では、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の建築物及び工作物について、耐久性等の観点から鉄筋等に対するコンクリートの最小かぶり厚さを規定しています。
明日のブログでは「鉄筋のかぶり厚」について詳細にUPさせて頂きます。

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