太陽光発電パネル 設置後から解体までの大きな費用2/2

太陽光発電パネル 設置後から解体までの大きな費用
昨日のブログでUPさせて頂きました太陽光発電の部材構や耐年数・メンテナンス・保証等の一般的な情報以外に、本日はその他にもたくさんある対応・メンテナンス情報をUPさせて頂きます。

①設置している屋根のメンテナンスです。
 ガルバリウム鋼板は15年、トタン屋根10年、和瓦(釉薬瓦)15年、アスファルトシングル5年
 太陽光発電の耐用年数の前に、屋根のメンテナンスが必要になってきます。
 その場合、設置してある太陽光発電パネルを一時撤去してメンテナンスを行い、完了後に復旧させています。
 更に、同時に太陽光発電の配線ケーブルや設置架台のメンテナンスも行います。

屋根の改修時に問題となる太陽光発電パネル
屋根の改修時に問題となる太陽光発電パネル

屋根の改修時に問題となる太陽光発電パネル
屋根の改修時に一時撤去を行い、屋根改修後に再設置する太陽光発電パネル

②太陽光発電の「発電量低下」
TTファシリティーズによると、メガソーラーでは、毎年0.25~0.5%。
また、水産庁が提供している太陽光発電の事業性検討のためのツールでは、毎年0.5%程度の発電量の劣化があるようです。
10年で5%。20年で10%、30年で15%です。

③耐年数後の解体
太陽光発電の鋼製部材から考えます。
①太陽光発電のパネル部分に使われているシリコン結晶
②パネルは強化ガラス
③パネル・ガラス設置するスチール製のフレーム
④屋根面に設置するスチール製架台
⑤配線
⑥パワーコンディショナー等の接続機器
更に、解体工事の経費と廃材の処分費です。
①解体するための「外部足場」
②それぞれの部材の処分費
③解体工事の経費
産業廃棄物か一般廃棄物なのか? 部材によって変わります。
解体費用において、10kW以上すべての太陽光発電には「太陽光発電設備の廃棄等費⽤積⽴制度」が設けていますが、それ以下にはそれぞれで資金計画を行う必要があります。

太陽光発電は、設置してからもメンテナンスや解体・撤去等において多額の費用が発生します。
設置前に、しっかりとした資金計画を行ってからの設置をお願い致します。
太陽光発電の資金計画についても山梨県甲府市 吉野聡建築設計室までご相談下さい。
事前調査をさせて頂き返答させて頂きます。

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