軟弱地盤 住宅の分譲地での地盤調査

建築物を支える基礎。
そしてその基礎を支持する地盤。
その地盤が安全なのか??
目視で確認出来ない地盤の中の事は、実際に調査をしてその地の地耐力を測定します。
また、地盤調査は建築基準法でも定められています。
平成12年建告1347  建築基準法に基づく告示
「建築物の基礎の構造方法及び構造計算の基準を定める件」

地盤調査の方法には数種類あります。
それは、建築用途・規模・構造などの条件によって、地盤調査方法も変わります。
吉野聡建築設計室では
1.スクリューウエイト貫入試験(旧 スウェ-デン式サウンディング試験)
2.表面波探査法
3.ボーリング標準貫入試験
4.平板載荷試験
上記の4種類の調査を、それぞれの建築の条件によって使い分けています。

山梨県甲府市にあるとある敷地で行った地盤調査。
新規の住宅分譲地となります。
この地域でいくつもの建築設計を行っていますが、ほとんどの建築が「地盤改良や基礎杭」を行わなければならない軟弱地盤の地域です。
令和4年10月中旬に調査を行った「N様邸」
提出+説明させて頂く「地盤調査結果報告書」以外に、ブログでUPする画像と動画で調査報告をさせて頂きます。

スクリューウエイト貫入試験(旧 スウェ-デン式サウンディング試験)
スクリューウエイト貫入試験(旧 スウェ-デン式サウンディング試験)

地盤調査結果 取得データ
地盤調査結果 取得データ
上記の写真では、1m49cmから1m93cmまで自沈が続きています。
「自沈」??

下記の動画でご確認下さい。


自沈が続く軟弱地盤
「自沈層とは?」
回転させなくても重りを載せたけただけで沈んでいく弱い地盤です。
スウェーデン式サウンディング試験では、「荷重+回転数」で地盤の強さを調べます。
半回転数がゼロであれば自沈層と判断され、地盤改良(補強)工事が必要な場合もあります。

この自沈が続き、良い地盤があらわれたのは、地盤面から地中に「8.5m~9m」入ったところの地盤です。


支持層に到達
調査結果から、この地での建築は基礎の下に「杭」の補強が必要となります。
その為、施工費もプラスになり「資金計画」の見直しが求められます。

土地から検討をされている皆様。
土地の選定の1つに「地耐力」を加えてください。
選ぶ土地によって、施工費が大きく変わります。
山梨県甲府市 吉野聡建築設計室では、地盤調査を行う前に、多くのデータからその地の地耐力のおおよその判断をしております。
土地から建築を検討している皆様。
是非にお問合せ下さい。
おおよその判断をさせて頂きます。
(詳細には、地盤調査が必要です)

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山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
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