甲府NHKの取材「能登半島地震から2ヶ月 甲府市の木造住宅」

石川県能登地方の地震
1月1日(月)16時10分頃、石川県志賀町香能で最大震度7を観測する地震がありました。
震源地:石川県能登地方
マグニチュード:7.6
震源の深さ:16km

1/6(土)15:16配信のyahooニュースの読売新聞オンラインに衝撃的な記事が!!
石川県能登地方で1日に起きた最大震度7の地震で、木造家屋の被害が相次いだ同県珠洲(すず)市では、1981年の「新耐震基準」導入後に建てられたとみられる家屋が倒壊していたことが、金沢大などの現地調査で分かった。調査した村田晶・同大助教(地震防災工学)は「新基準を満たしていても、約3年間続く群発地震でダメージが蓄積し、倒壊に至った可能性がある」としている。

石川県で最大震度7の揺れを観測した能登半島地震の発生から3月1日で2か月です。
今も1万人を超える人たちが避難所に身を寄せる中、被災者が落ち着いて生活できる住まいをいかに確保していくかが課題で、県は、水道や道路といったインフラの復旧や仮設住宅の建設などを急ぐことにしています。
このような経緯の中で、山梨県甲府市の木造建築の現状として、甲府NHKの取材がありました。

NHK 甲府放送局
山梨大学名誉教授 山梨大学 大学院 総合研究部 工学域土木環境工学系(土木環境工学) 教授(兼任)地域防災・マネジメント研究センター長の鈴木 猛康先生からのご紹介で、甲府NHKからの依頼から、内容を確認しながら「頼まれごとは試されごと」の思いで直ぐに了承です。
そこから、何回もの打合せを繰り返し収録です。

取材 甲府市内にある築58年の木造住宅
甲府市内にある築58年の木造住宅の取材。
この木造住宅は、耐震基準の「1981年」と「2000年」の「新耐震基準」を満たしてませんが、甲府市の補助金を活用しながら新たに生まれ変わります。
新耐震基準についての詳しい説明は、
2024年1月 8日石川県能登地方の地震 1981年の「新耐震基準」の家屋が倒壊をご確認下さい。
建物の中に入る前に、敷地境界にあるコンクリートブロックに注目です。

コンクリートブロックの解体
基準を満たしていないコンクリートブロック造の境界壁
平成30年6月の大阪北部地震では、コンクリートブロックの境界壁が登校中の児童に倒壊し、最悪の結果となったことを今でもはっきり覚えています。
今回はこのブロックを撤去し、そこに緑化にしながら安全と環境を満足させます。

耐力壁 筋交い タスキ掛け 接合金物
木造軸組工法+耐力壁(筋交い・タスキ掛け・接合金物)の模型を使って説明です。

甲府市内にも現行の耐震基準を満たしてない木造住宅がたくさんあります。
いつ起こるかわからない大地震は、今すぐに起きても不思議ではありません。
補助金を活用しながら新たに生まれ変わり、安心・安全な建築で命を守る行動です。
詳細については、下記の連絡先までご相談ください。
私「吉野聡」が説明させて頂きます。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成

山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
山梨県 甲府市 徳行3-3-25
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