粉じん爆発 工場・倉庫等の可燃性物質

工場や倉庫等で、可燃性物質を取り扱うと建築は、防爆構造に対応する必要があります。
爆発や火災は、可燃物が着火源によって着火することにより発生します。
そして着火源には、火炎、機械的摩擦、衝撃、高温表面、電気火花、電磁波などさまざまなモノがあり、可燃物も固体(粉じん)、液体(蒸気)、気体(ガス)などさまざまな形態のモノがあります。
可燃物が急速に燃えると、発生した熱によって空気など周囲の気体の体積が急激に膨張し、圧力が上昇します。
その上昇した圧力が一気に開放されることで爆発が起こります。
身近なものでは、以下のようなものが挙げられます。
・ガス
・小麦粉やでんぷん
・砂糖
上に挙げたものはもちろんごく一部ですが、どうして小麦粉や砂糖でも爆発が起こるのでしょう。

粉じん爆発 郡山消防YouTubeチャンネル
郡山消防YouTubeチャンネルより
下記のリンクをご確認下さい。

【燃焼実験】身近に起こりえる!粉じん爆発
小麦粉が爆発する瞬間を確認です。
可燃性の粉が空気中に舞い粉じんの状態になった場合、近くに火源があるなど条件がそろうことで、爆発的な燃焼が起こることを「粉じん爆発」と言います。
金属粉のほか、小麦粉や砂糖、木くずなどの有機物でも爆発が起こる可能性があります。
事故事例の多くは工場などでの発生ですが、例えば、台所などでコンロを使用中に近くで小麦粉などが大量に舞ってしまった場合など、身近に粉じん爆発が起こるリスクがあります。
それぞれの職場や家庭で、このような粉じん爆発の起こりえる隠れたリスクを見逃さないよう注意しましょう。

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