令和6年8月 日本百名山「甲斐駒ヶ岳」黒戸尾根ルートでのトレラン1/3

甲斐駒ケ岳は日本百名山の一つに数えられ、全般になだらかな南アルプスの中にあって、数少ない急峻な山容を呈しています。 駒ヶ岳と名が付く山は日本に18座ありますが、標高2970mの甲斐駒ケ岳はその最高峰です。山梨県北杜市と長野県上伊那郡の県境に位置して、赤石山脈(南ア)のほぼ北端にあり、山全体が花崗岩からなっています。(日本アルプス登山ルートガイドより)
甲斐駒ケ岳へは、最短のアプローチの長野県伊那市から入る北沢峠を出発するルートと、山梨県北杜市白州から入る黒戸尾根コースがあります。
黒戸尾根は日本三大急登の一つに数えられ、標高差2,300mのロングコースには高度感のある梯子や鎖場が連続して現れるタフなコースです。
上りの標準コースタイム9時間30分という長大で体力的難易度が高いコースのため、 小説家、山岳紀行家、日本百名山の著者深田久弥氏も「日本アルプスで一番つらいルート」として紹介しています。
毎年行っている黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳。
今年は、令和6年8月18日(日) トレラン仲間5人で楽しく・厳しく・安全に甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根です。
まずはコース紹介です。

甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根
山梨県北杜市白州にある尾白川渓谷駐車場をスタート。
笹の平~歯渡り~五合目小屋跡~七丈小屋~八合目御来迎場~甲斐駒ヶ岳山頂です。
午前4時00分 甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根のスタート直後に竹宇駒ケ岳神社です。

竹宇駒ケ岳神社に安全と無事を祈願
ルート全体を通して危険箇所が多数ある黒戸尾根。
まずは、竹宇駒ケ岳神社に安全と無事を祈願しながらスタートです。

急登が続く黒戸尾根 甲斐駒ヶ岳
日本三大急登の一つと言われている事を、体いっぱいに感じる急騰。

黒戸尾根 連続する高低差のあるハシゴ
本当に美しく・整備された歩きやすい登山道から、高低差のあるはしご・くさり・急登・岩・ハシゴなど、黒戸尾根はバリエーションに富んだコースです。

七丈小屋で南アルプスの天然水
黒戸尾根コースにある唯一の宿泊場の「七丈小屋」です。
ここで休憩しながら、トイレ・補給・補水です。
ここには、本物の南アルプスの天然水があり最高の美味しさがあります。
リフレッシュしながら最後の急登です。

黒戸尾根の急登 岩登り
急登に連続する大きな岩。
落下しないように慎重に登って行きます。
ここを通過すれば山頂まであと少しです。

今日のブログはここまで。
明日は「登頂・下山編」をUPします。

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