コンクリートの劣化現象には3つの代表的なものがあります。
①コンクリートの中性化
2018年3月 6日 鉄筋コンクリートの建築調査 コンクリートコア中性化試験
②ひび割れ(クラック)
③鉄筋の錆の膨張による爆裂
本日は「③鉄筋の錆の膨張による爆裂」についてUP致します。
コンクリート内部に配筋されている鉄筋が錆びると、その膨張でコンクリートを内部から破壊させます。
確認しやすい写真がこれです。
鉄筋(柱の帯筋(HOOP筋)) 錆による爆裂
拡大写真
コンクリート内の鉄筋に錆が生じた結果、膨張してコンクリートが欠落。
体積が約2倍~2.5倍になる事もあります。
この膨張圧が周りのコンクリートのひび割れを更に誘発させながら外壁を外に押し出し、欠落させてしまうんです。
下部に人が居たら・・・。
なんて事を考えると恐ろしい事に。
コンクリートの劣化現象を長い間放置すると、室内への漏水や外壁の欠落、そして人身事故へつながる恐れもあります。
定期的な調査と適切な補修を行うことが最も重要です。
明日は、「鉄筋が錆びる」原因についてUPします。
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加藤忠宏
結構見えないものもあると思うので検査や
施主への説得も大変そうですね
保険屋あい
こんにちは。
鉄筋コンクリートの補修は、大変ですね。
根本的に解決できる方法があればよいですね。