令和7年7月19日 南アルプス リベンジ北岳1/3

山梨県には、日本で高い山の1位、2位、3位があります。
1位は、世界遺産に登録になった「富士山」標高3776m
2位は、「北岳」(きただけ)標高3,193m
3位は、「間ノ岳」(あいのたけ)標高3190m

初めて登山を行った2013年6月の日本百名山・山梨百名山の瑞牆山(みずがきやま)登山から12年。
そして、初めて日本第2位の高峰「北岳(3193m)」と第3位の「間ノ岳(3190m)」の日帰りトレランにチャレンジした2018年10月8日(月)から6年8ヶ月。
北岳はに3回、間ノ岳は2回登頂しています。

山梨百名山、日本百名山 北岳
山梨百名山、日本百名山 北岳
4回目は、令和7年6月29日(日)にチャレンジしていますが、スタートして1時間30分程で、体調不良のために「撤退」をしています。
それから、別の原因で体調不良が続いていましたが、半月してくると徐々に回復してきたこともあり、リベンジ北岳を令和7年7月19日(土)に決行です。
周囲に、そんなアナウンスをしていたら、数々の100マイルレースの参加や別府大分毎日マラソン大会にも参加するK氏の夫婦が、参加表明となり3名で北岳を目指します。
日帰りでもせっかく北岳に行くなら、第3位の間ノ岳か小太郎山にも行こうという提案が上がってきましたので、私からの返答として「北岳登頂はマストとしながら、その後をどうするかは、北岳登頂時に決めるでもOKでしょうか?」
①北岳ピストン
②北岳~小太郎山
③北岳~間ノ岳
この案は、スタートは同じですが、それぞれで行動・条件が変わります。
なので、どこへ行っても良いように、装備・補給食・補水・気持ちは、最も厳しい「③北岳~間ノ岳」
そして、大切な登山計画書の提出と「ココヘリ」の準備です。

「リベンジ北岳」
令和7年7月19日(土)午前1:30に起床しながら朝の仕事を行い、AM3:10に山梨県甲府市徳行3丁目の吉野聡建築設計室を出発して、甲斐市にありますK氏の自宅にお迎えに行きながら、日本百名山の北岳の玄関口の芦安駐車場に向かいます。
車はここへ駐車しながら、バスかタクシーに乗り換え(この日はタクシー)夜叉神峠のゲートを通過して、AM5:50広河原へ到着です。
日帰りで間ノ岳まで行く時には、とにかく時間との勝負です。
それは、帰りのバスが、この時期で最終がPM4:30となるからです。
それまでに必ず帰ってくることが、広河原からスタートする登山・トレランの鉄則になります。
南アルプスの日帰りトレランは、スタートする前の行動からたくさんの情報・段取り・準備が必要となります。
全てが上手く行き、午前5:56広河原の桟橋をスタートです。

広河原の桟橋を渡りスタート
たくさんの思い出がある広河原の桟橋を渡りスタート。
直ぐに急登となりますが、樹木の中のコースなので暑さからもクリア出来きます。
スタートから1時間23分(7時20分) 白根御池小屋(標高2235m)に到着です。
無料の給水を行いながら、トイレ(有料)を済ませ、9分後の7時29分にスタートです。
北岳トレランの中で、この御池小屋の後の急登が苦手なんです。
森林限界を超えながら、ガレていて(石や岩が堆積していて、歩きにくい斜面のこと)、急登が続きますが、小太郎山との分岐点に上がった瞬間に、景色が・世界が変わります。

北岳 小太郎山分岐からの景色
小太郎山分岐点から見る北岳は、南アルプスの大展望の一つで、特にその雄大な姿が際立っています。
また、鳳凰三山や仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳など、周囲の山々を一望でき、ここからが北岳トレランの楽しさ・嬉しさが一気に変わります。
御池小屋から1時間51分 AM9:18肩の小屋に到着です。

北岳トレラン 肩の小屋
肩の小屋は、水を購入(200円/500ml)することができます。
3007mの高地で給水ができるなんて、有難い事です。
その他、食事もビールもあるんです。
12分の休憩後に、北岳へ出発です。
そこから22分、久々に北岳です。

令和7年7月19日 4回目の北岳登頂
令和7年7月19日(日)AM9:40 
スタートから3時間44分、何度もゆっくり休憩をとりながら、4回目の北岳登頂です。
この日は、最高の天気で、南から富士山、伊豆半島、駿河湾、間ノ岳、仙丈岳、甲斐駒岳、北アルプスの槍ヶ岳、八ヶ岳、鳳凰三山、甲府盆地、弊社??がハッキリ見える最高の眺望・景色・環境でした。
そして、私が今まで行った山の中で1,2位となる
日本一の富士山を見ながら、第2位の北岳から第3位間ノ岳の3000mの稜線です。

北岳から見る3000mの稜線 間ノ岳
富士山は見ながら3000mの稜線を走る!!
楽しさだけの記憶しかありませんが、今回は断念しています。
それは、はじめに説明したように帰りのバスが、この時期で最終がPM4:30となるからです。
それまでに必ず帰ってくることが、広河原からスタートする登山・トレランの鉄則になります。
私のダメなレベルでは、下山コースに近道となる大樺沢コースを行く事が条件になりますが、なんとこのコースが通行止めになっています。
山梨県南アルプス市によると、近年の台風などの風水害により大樺沢の地形変化が進んだため、仮設橋の設置が困難であり、また、仮設橋の流出の懸念もあるため、登山者の安全が確保できないことが主な理由となります。
そして、小太郎山も考えましたが、体調不良からの復活をして間もない事での低レベル+北岳山頂に着いた時間から考えると、今回はゆっくり北岳のみのピストンで下山することで決定です。
そうすると、ゆっくりの北岳に変わります。
山頂でたくさんの方との交流や撮影を行いながら、下山してすぐの肩の小屋でのゆっくりのランチタイムです。

今日のブログはここまで。
明日のブログは「ランチ+下山編」です。

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