「建て方」とは、建物の骨組みを組み立てる工事のことです。
具体的には、基礎の上に土台を敷き、柱や梁などの主要構造材を組み上げていく作業を指します。
山梨県韮崎市の建築現場では、鉄骨の建て方が行われています。
その手順は、工事現場の安全対策、使用する機材などをまとめ、以下の手順で進められます。
1. 計画・準備:
・図面の確認:
建築図面、鉄骨製作図、建て方図などを確認し、組み立てる順番や位置を把握します。
・材料の確認:
鉄骨材、ボルト、ナット、仮設材などの数量や品質を確認します。
・機械・器具の準備:
クレーン、高所作業車、溶接機、仮設足場などの準備をします。
・安全対策の準備:
作業員の安全帯、ヘルメット、安全靴などの着用、立入禁止区域の設定、悪天候時の作業中止などを決定します。
・作業員の配置:
経験豊富な作業員を配置し、それぞれの役割を明確にします。
2. 鉄骨の建て方:
・柱の建て方:
基礎杭に柱を建て込み、水平・垂直を正確に確認します。
仮ボルトで柱を固定し、本締めを行います。
・梁の建て方:
柱に梁を架け渡し、仮ボルトで固定します。
水平・垂直を再度確認し、本締めを行います。
・床材の設置:
デッキプレートなどの床材を設置し、ボルトで固定します。
・その他部材の設置:
ブレース、筋交い、外装材などを取り付けていきます。
・安全対策の徹底:
常に安全帯を着用し、吊り荷の下には入らないようにします。
悪天候時は作業を中止します。
3. 本締め・検査:
・本締め:ボルトを本ボルトに交換し、トルクレンチで規定のトルクで締め付けます。
・検査:組み立てた鉄骨の寸法、水平・垂直、ボルトの締め付け状態などを検査します。
4. 竣工:検査合格後:鉄骨建て方が完了したら、次の工程に進みます。
山梨県に韮崎市に建築工事中の鉄骨造の建築。
建築の用途・使い方・利便性を考え、センターコートより各棟へ直接行きながら、横への動線も確保する事が出来るデザイン・配置です。
それは、多くの皆様が一瞬で・どこに・何があるのかを理解しながら、移動時間を短縮させる狙いがあります。
安全管理のもとに区画をされたクレーン。
構造材(鉄骨材)を所定の部まで運びます。
クレーンによって運ばれた部材は、職人さんの手によって一つ一つボルトで接合します。
建て方が完了し、各種下地・仕上工事に入ります。
建築工事は、環境や天候によって工事(工期)が左右されます。
毎日続く災害級の高温もその一つです。
だからこそ、より慎重に・より安全に、より確実に、準備・作業・確認です。
企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成
山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
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加藤忠宏
作業員、住居、近隣の方への綿密な計画と活動は素晴らしい
保険屋あい
こんにちは。
鉄筋工事には、いろんな機械が使われるのですね。
ご安全に。