災害時に役立つ懐かしい「公衆電話、電話ボックス」

公衆電話ボックス
公衆電話
公衆電話ボックスや公衆電話は、道路や駅・公共施設などに数多く設置されていましたが、現在は携帯電話の普及により数が減っています。
特に私が大学生の頃は、たくさんお世話になった記憶があります。

公衆電話の歴史で調べると、
①デザインオブジェ(インテリアや庭に置く人もいます)1881年(フランス・パリ)
 万国博覧会において、世界初の公衆電話が登場。
②1889年(アメリカ・シカゴ)
 硬貨を投入して使える「コイン式公衆電話」が誕生。
 その後、欧米各国でガラス張りの小屋型「電話ボックス」が街頭に設置され、普及しました。
③日本での導入
 1900年(明治33年)
 東京・新橋や上野などに日本初の「自動公衆電話(自働電話)」が登場。
 当初はボックス型ではなく、屋内設置。
④1903年(明治36年)
 屋外に木製の「電話ボックス」登場。
⑤昭和初期~戦後
 金属製やガラス張りのデザインへ進化。街頭の風景として定着。
⑥1970年代~1990年代
 黄緑色の「NTTグリーンの電話ボックス」が全国で普及。
⑦携帯電話普及と減少
⑧1990年代後半以降 携帯電話の普及により利用者が激減。
⑨現在、日本の電話ボックスは最盛期の 1/10以下 にまで減少。
⑩近年は災害用通信手段としての役割が重視され、一部は残されています。
 デザイン的にレトロでおしゃれなため、観光地や海外ではアート作品や喫煙所、ミニ図書館(ブックボックス)に再利用される例もあります。

激減している公衆電話は、その位置をスマホで確認するサービスがあります。
NTT東日本 公衆電話 設置場所検索
災害時に役立つ公衆電話は、上記のサイトから身近な場所に公衆電話の確認です。

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