鉄骨造工場建築 鉄骨現場受入 溶接部検査と外観検査1/2

現場に搬入された鉄骨材は、建物の構造体となる極めて重要な部材であり、搬入時に受入検査(検収)を確実に行うことが求められます。
主な確認事項と手順は以下の通りです。
1. 現場搬入時の主な確認・検査事項
寸法・形状の確認: 設計図書(図面)の通りに製作されているか、スケール等で測定。
数量・品名の確認: 搬入された部材が、必要な部材の数・種類と一致しているか確認。
製品の品質・状態: 溶接部分や部材の接合箇所、表面の錆止め塗料、目視での歪み、キズ、サビの有無を確認。
ラベル・マーキング: 鉄骨の各部材には、識別用のラベルや番号が記載されており、図面と向き(方角)を合わせて配置されているか確認。
付属部材: 仮ボルト(バケツ入り)や、必要に応じ柱・梁の接合金物が揃っているか確認。
2. 搬入時の具体的な手順
安全確保と配置: トラックで運ばれた鉄骨は、クレーン等を使用して指定された場所に配置される。
荷下ろし・荷揚げ: クレーン等で荷下ろしを行い、建方順序(組み立ての順序)に合わせて配置する。
書類の確認: 材料搬入報告書、工作図(図面)、製品検査の記録等が揃っているか確認。
3. 注意すべき点
安全管理: 鉄骨搬入・荷下ろし作業は、クレーン作業など危険を伴うため、作業員間の連携を密にし、安全対策を徹底する。
管理の重要性: 現場でのスムーズな施工のために、工場製作段階での品質管理と、現場搬入時の検収が重要となる。
正確性・安全性が求められる大切な工程です。
だからこそ、多くの皆様で多くの検査・確認を行います。
工場から車両で運ばれてきた鉄骨。

鉄骨現場受入
大型トラックで運搬されてきた鉄骨。

鉄骨現場受け入れ
1つ1つ、クレーで運ばれます。

鉄骨材転倒防止 養生
転倒防止の為に、鋼材を単管パイプで連結し安全も確保します。

検査の体制と目的
鉄骨製品が現場に到着し、建物に組み込まれる(建方)前に行われます。
鉄骨製作工場での工場検査後、現場の受入時に施工者や工事監理者が実施し、適合した製品のみを受け入れ、現場での建て方工事の円滑化と最終的な構造耐力の確保です。
いくつかある鉄骨現場受入検査で、明日のブログは「溶接部外観検査と外観検査」をUPします。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成

山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
山梨県 甲府市 徳行3-3-25
TEL 055-222-6644
FAX 055-222-6100 
mail   yao@ruby.plala.or.jp
Web   https://sekkei-y.com
facebook https://www.facebook.com/yaosekkei