吉野聡建築設計室で行ってきた建築設計図は、製図台に向かってトレッシングペーパーの製図用紙に、シャーペンで1本1本線を描きながら1枚の設計図を仕上げていました。
それからPCを用いての建築CADを使って28年が経過しています。
そして、2026年9月からBIMへステップUPをします。

建築設計も、その時代に合わせて大きな変化を歩んできています。
日本のBIMの歴史
日本におけるBIM(Building Information Modeling)の普及は、1990年代以降の3次元CADの発展を背景として徐々に進んできました。当初は、建築物を立体的に表現するための3D CADが主にデザインやプレゼンテーションに利用されていましたが、次第に、建物の形状だけでなく、部材の仕様や数量などの情報を3次元モデルに組み込むBIMの考え方が広がっていきました。
日本では、**2009年頃が「BIM元年」**と呼ばれ、この頃から大手設計事務所やゼネコンを中心にBIMの導入が本格化しました。2010年には国土交通省も官庁営繕事業においてBIMの導入・活用を試行し、BIMは単なる設計ツールではなく、建築生産の効率化を図るための技術として注目されるようになりました。
2010年代になると、BIMは意匠設計だけでなく、構造設計、設備設計、施工、積算などへ活用範囲を広げていきました。
特に大手ゼネコンでは、設計段階で作成したBIMモデルを施工段階でも活用する「施工BIM」が進展し、設計と施工の情報を連携させる取り組みが進みました。
大きな転換点となったのが2019年です。国土交通省は2019年6月に「建築BIM推進会議」を設置し、官民が一体となってBIMの活用を推進する体制を整えました。目的は、設計だけではなく、企画、設計、施工、維持管理までを含む建築生産プロセス全体の生産性を向上させることです。
その後、国土交通省は2020年に「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン」を公表し、BIMを建築業界全体で活用するための標準的な考え方を示しました。さらに、BIMモデルの形状や属性情報の標準化、積算、情報共有、建築確認など、BIMを中心とした建築情報の連携について検討が進められています。
そして現在の日本のBIMは、「3次元で建物を描くためのソフト」から、「建築に関する情報を一元化し、設計・施工・維持管理まで活用する仕組み」へと発展しています。
国土交通省では、2026年4月からBIM図面審査を開始するなど、BIMを建築確認などの行政手続きにも活用する段階に入っています。

つまり、日本のBIMの歴史は、
「2次元CAD」
「3次元CAD」
「BIMによる設計」
「設計・施工の情報連携」
「建築確認・積算・施工・維持管理を含む建築情報の一元化」
という流れで発展してきたと整理できます。
特に今後は、BIM単体ではなく、AI・クラウド・建築確認・積算・施工管理・維持管理をBIMでつなぐ「建築DX」へ発展していくことが、日本の建築業界における大きな流れとなっています。
明日のブログは「BIM」の導入・活用をUPさせて頂きます。
企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成
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加藤忠宏
ITの世界はさらに劇的に変化、1990年ごろにWindonwaがでてきて95年にwin85でマルチタスク・インターネットがプラグインプレイ。2000年問題を超えたころから常時接続がそしてブログが。2010年ころから無線LANが。そしてSNSがでてきました。すべての技術に対応です。
保険屋あい
こんにちは。
このような分野は、加速度的に進歩していますね。
完成品が正しいかどうかは、
専門知識を持っている専門家が検証する必要はあると思いますが。