都市計画法とは、住みよい安全な街をつくるために、土地の使い方や建物の建て方のルールを定めた日本の法律です。
都市計画法の主な目的秩序ある街づくり:無秩序な建物や工場の乱立を防ぎます。
土地の有効活用:道路や公園、住宅地などを計画的に配置します。
公共の福祉:安全で快適な都市環境を守ります。

重要な仕組み
1. 都市計画区域の指定街として一体的に整備・開発すべきエリアを「都市計画区域」として指定し、さらに計画的に市街地にする「市街化区域」と、市街化を抑制する「市街化調整区域」などに分けます。
2. 用途地域「住居専用地域」「商業地域」「工業地域」など、エリアごとに建てられる建物の種類や大きさを細かく制限し、環境の悪化を防ぎます。
3. 開発許可制度一定の広さ以上の土地を宅地にする際や建物を建てる際には、事前に自治体から許可を得る必要があります。

その「許可」が、都市計画法における開発行為です。
次の3つのうち、どれか一つでも該当する変更を行うと開発行為になります。
1.区画の変更:道路や水路、公園などの公共施設を新設・変更・廃止し、敷地の境界を変えること。
2.形の変更:切土(土を削る)や盛土(土を盛る)をして、土地の高低や形状を整える造成工事のこと。
3.質の変更:農地や山林など、宅地以外の土地を建物の敷地(宅地)に変更すること。

無秩序な市街化を防止するとともに、公共施設等の整備改善を行い、住みよい街づくりの実現と地域住民の健全な生活環境の保全を図るため、開発行為について指導基準を定めています。一定規模以上の開発行為を行う場合で、一定規模以上のものについて、法令で定めるものを除き知事の許可を受ける必要があります。

開発申請を行った敷地での建築工事
例えば「甲府市」では
市街化区域 1000平方メートル以上
市街化調整区域 全ての規模
非線引き都市計画区域 3000平方メートル以上
都市計画区域外 10000平方メートル以上

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都市計画法の開発が必要な敷地面積
上記開発許可の対象面積は、今回開発の工事を行おうとする敷地面積だけが対象ではなく、例えば、隣接・近接している既存の宅地化された敷地と今回開発を行おうとする敷地に一体性がある場合は、既存の宅地化された敷地を含めて開発許可の対象面積とする場合がありますのでご注意ください。
敷地面積が広い土地を活用する計画がある皆様。
事前に+お気軽に、山梨県甲府市 吉野聡建築設計室までご相談下さい。

明日は、都市計画法の開発行為の「土地の区画形質の変更」についてUPさせて頂きます。

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耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成

山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
山梨県 甲府市 徳行3-3-25
TEL 055-222-6644
FAX 055-222-6100 
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2026年(令和8年)10月15日~21日 違反建築防止週間
違反建築防止週間について
建築物は、新築時は適法であっても、その後の増改築や用途の変更により、違反になってしまう場合があります。
違反建築は、安全性・衛生面等で重大な問題となることがあります。
建築物に関する基準である『建築基準法』を守り、住みよい山梨県・甲府市であり続けるため、ご協力をお願いします。

この期間中、山梨県と甲府市は建築パトロールを実施し、違反建築の防止に努めます。
「実施期間と目的」
1.期間:令和8年度(2026年度)の10月15日から21日まで。
2.目的:建築物の適法性を確保し、住みよい環境の形成と建築物の安全性の確保を図ることを目指します。
3.具体的な活動内容
建築パトロールの実施:違反建築の防止を図るため、建築工事現場などに立ち入り、法令違反がないかを調査します。
啓発活動:建築基準法に関する正しい知識を広く県民に普及させ、違反建築に対する理解と認識を深めるための取り組みが行われます。
4.実施内容
5.重点事項
(ア)現場における工事監理状況等の確認
(イ)中間検査及び完了検査の啓発
(ウ)違反が判明している建築物等への改善指導等
(エ)定期報告対象物件のうち、未報告である建物所有者に対する指導

先月、下記のような相談がありました。
購入した工場で、確認申請手続きを行ってない増築があります。
今後、工場の増設に当たりどのようにしたら良いのか?です。
直ぐに、既存建物の敷地・建物調査を行った所、確認申請の許可を受けてない増築を確認です。
いわゆる「違反建築」です。
違反建築をリフォームしても違反建築です。
今後は「既存建築物状況報告書」の作成を行い、違法から合法への対応を行います。
新築も・増築も・改修も・リフォームも・リノベーションも・用途変更も、全てに建築基準法などの関係法が適用になります。
後から「知らなかった」と言う事も通用しません。
事前に・正しく・確実に、関係法の確認です。

違反建築防止週間

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晴れた日の高尾山

甲府からJR中央線を利用すれば、山梨からも日帰りで楽しめる身近な山。
登山数日本一の理由を理解です。
だからこそ、山梨県甲府市から「電車」利用して行きたい山んです。
今日のブログは、次回の自分用のスケジュール確認としてUPさせて頂きます。

「2026年9⽉23⽇(⽔)「秋分の⽇」⾼尾⼭⽇帰り登⼭計画」
・午前5時30分 甲府駅改札口集合(往復の切符を購入)
朝早いので改札口が閉まっているので、券売機で切符を購入。
交通系ICカード(スイカなど)があれば、そのままタッチして乗車できます。
・甲府駅5:52発 約1時間30分 
・午前7:45 ⾼尾駅  ⾼尾⼭⼝駅京王線
・午前8:00 ⾼尾⼭⼝駅着登⼭準備  登⼭開始1号路(3.8㎞)
・午前9:15頃 琵琶滝付近⼩休憩
・午前9:45頃 ⾼尾⼭⼭頂標⾼599M
・75分 山頂休憩・ランチ・写真
・午前11:00下⼭開始
・午後12:20 ⾼尾⼭⼝周辺
・午後12:40 高尾山口駅出発 
・午後12:45 ⾼尾駅発
・午後12:50 八王子駅
・午後13:03 八王子駅発JR中央本線14:05 甲府駅着「解散」                           

「登山費用」
甲府駅から⾼尾駅のJR普通運賃 ⽚道1,600円 ×2+帰りの指定席1,020円              
高尾駅から高尾山口駅 片道200円×2 
合計4,620円
下山時だけケーブルカーを利用することもできます。
高尾登山電鉄の大人料金は、現在片道430円、往復860円です。
その他、飲食代、お土産+経費

「持ち物」
・飲み物: 500ml〜1L以上
・雨具(レインウェア)
・必須行動食: 軽食、チョコレートや飴、ナッツなど、手軽にエネルギーを補給食
・タオル: 汗拭き用(すぐに乾く速乾タオルが便利)
・現金・小銭: 売店や自動販売機、ケーブルカー、寺院などで必要
・ゴミ袋: 山中にゴミ箱はないため、自分のゴミは必ず持ち帰る
・薬品

次回は季節を変えて、春の新緑、夏の緑、秋の紅葉、冬の澄んだ空気の中で、また高尾山を歩いてみたいと思います。
紅葉の高尾山
山梨・甲府から電車で行く高尾山は、登山だけではなく、移動も含めて楽しい登山です。

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今回の高尾山登山で楽しみにしていたのが、下山で利用するリフトです。
登山では、王道の1号路を歩きで登り、下山は中腹にあるリフトを使って下山です。
この組み合わせにすると、歩く楽しさと、空中から景色を眺める楽しさの両方を味わうことができます。
山の斜面をゆっくり下っていくリフト。
歩いて下山する時とは違った景色が楽むことが出来ます。

高尾山の中腹にあるリフト乗り場
高尾山の中腹にあるリフト乗り場
高尾山のリフト
スキー場にあるリフトと同じです。
乗車時間の片道約12分で高尾山口でゴール。
高尾山 ロープウェイ+リフト乗り場
リフトを降りたら、登山のもう一つのお楽しみが「お土産」です。

高尾山のゴールにあるお土産屋
お土産を購入したら、いよいよ帰宅です。
高尾山口駅から電車で高尾駅へ。
JR中央線の普通電車の時間が合わず、特急を選択です。
その場合は、甲府駅から逆方向にある高尾駅から八王子駅へ移動して、特急「かいじ」に乗車します。

JR八王子駅からかいじで甲府駅へ
あとは車窓を眺めながら、甲府駅まで1時間10分の乗車です。
「山」と「電車」を一緒に楽しむ日帰り旅
車を使わないことで、移動時間も旅の一部になります。
そして、登山後に運転する必要がないのも大きなメリット。
高尾山は「登山+観光+鉄道」を楽しめる山
・登山を楽しむ。
・自然を楽しむ。
・食を楽しむ。
・リフトを楽しむ。
・お土産を選ぶ。
・そして電車で帰る。
一日の中に、いくつもの楽しみを組み合わせることができます。
次回は季節を変えて、春の新緑、夏の緑、秋の紅葉、冬の澄んだ空気の中で、また高尾山を歩いてみたいと思います。

今日のブログはここまで。
明日は「スケジュール編」をUPさせて頂きます。

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JR甲府駅から高尾山口駅~高尾山へ。
車中心ではなく、公共交通機関を利用した登山には、また違った楽しさがあります。
高尾山を訪れると、登山道だけでなく、駅や周辺の街づくりにも目が向きます。
高尾山口駅の駅舎は、2015年に完成した建物で、建築家・隈研吾氏の設計です。
駅そのものが高尾山の自然や観光の入口としてデザインされています。
登山を目的に訪れた場所でも、「人が集まる場所には、どのような建築や都市計画があるのか」という視点で見ると、また違った発見があります。
その他、車窓から景色を眺め、駅に着いたら歩き始め、山を登り、山頂から景色を眺め、下山したら温泉や食事を楽しむ。
地域が一つになる、他には無い魅力があります。

今日のブログは「登頂と高尾山の食編」。
高尾山の楽しみは「山の食」です。
高尾山に登る楽しみは、山頂からの景色や豊かな自然だけではありません。
「食」の楽しみもたくさんあります。
まずは高尾山山頂です。

高尾山山頂
流石登山客日本一の山です。
標柱も豪華です。
ここを確認したら、あとは「食」です。
高尾山の一号路の登山道には、とにかくたくさんの売店があり、多くの食があります。
まずは、山頂でのランチです。
いつもは、準備をしたり+山頂で調理したりしますが、高尾山は違います。
登山をしながら、食の寄り道をするのも目的です。
そこで、山頂にある「やまびこ茶屋」に入って山菜蕎麦のオーダーです。

高尾山山頂 やまびこ茶屋

高尾山山頂 ランチの山菜蕎麦
高尾山の山頂で、椅子とテーブルで頂く暖かい蕎麦。
快適すぎて、登山に来たことを忘れてしまいます。
腹8分目で完了して下山です。
それは、下山時の「買い食い」です。
往路で確認している多くの売店の食を味わいます。

高尾山のタルト
高尾山チーズタルト

高尾山 くろゴマ、味噌だんご
高尾山の売店。

高尾山の焼きたてだんご
オーダーをしてから目の前で焼いてくれる団子

熱々のこんにゃくおでん
熱々のこんにゃくおでん

焼き団子 
美しく並んだおだんご

登山というと、「山頂まで何分で登るか」・「どれだけ距離を歩いたか」・「標高差はどれくらいか」など、運動面に注目しがちです。
しかし、今回は「高尾山で何を食べるか」を楽しみの一つでもありました。
高尾山は「山」と「街」が近い。
高尾山の面白さは、豊かな自然だけではありません。
山を下りれば、駅の周辺には飲食店や土産物店などが並び、多くの人でにぎわっています。
つまり、自然 → 登山 → 食 → 温泉 → 街
という一日の楽しみ方ができます。
甲府から電車で訪れる場合も、車の運転を気にする必要がありません。
登山をして、食事をして、温泉に入って、電車で帰る。
休日の一日をゆっくり楽しむには、とても相性の良いスタイルです。

今日のブログはここまで。
明日は、「下山+ゴール編」をUPさせて頂きます。

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高尾山は、東京都八王子市にある標高599mの低山で、都心から日帰りで大自然と信仰の歴史を楽しめる人気の観光・登山スポットです。
年間300万人が訪れるともいわれる、登山客数が日本一の山です。
そんな日本を代表する人気の山へ行くが今年の計画の一つにあり、令和8年9月2日「秋分の日」に「高尾山に登ってきました!」

今回は、JR甲府駅から電車を利用して、東京都八王子市にある高尾山へ。


甲府から高尾山へは「電車+徒歩」で行けるが、魅力の一つです。
甲府駅から中央本線を利用して高尾駅へ。
高尾駅からは京王線方面へ移動し、高尾山の玄関口となる「高尾山口駅」へ向かいます。


京王線 高尾山口駅
京王線高尾山口駅の駅舎設計者は、建築家の隈研吾氏(隈研吾建築都市設計事務所)です。
地元産の杉材を使用し、高尾山の自然や和の伝統美を表現しm2015年(平成27年)4月に全面改修が完了し、グッドデザイン賞を受賞していますが。
外壁や柱などに木材の黒ずみやカビの発生が目立つようになっているとの情報があります。
高尾山口駅から登山口まで徒歩で5分ほどの中に、多くの飲食店が並んでいます。
そして、高尾山登山道のスタートです。


高尾山へのアクセスは、徒歩・ロープウェイ・リフトの3つの選択があります。
徒歩であってもメインの1号路から6号路まで、その他稲荷山や高尾山・陣馬山コースがあります。
今回は初めてということもあり、王道の1号路を選択です。


まず初めの驚きが、1号路は山頂まですべてが舗装か石の階段で美しく整備されています。
しかし、山岳遭難といえば、富士山や剱岳といった急峻な山での出来事と思いがちですが、実は日本一遭難の多い山は標高599mしかない高尾山なのです。
高尾山は「気軽に登れる山」だけではない。
高尾山というと、「初心者向けの簡単な山」というイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかし、実際に歩いてみると、さまざまな登山コースがあり、それぞれ違った山の楽しみ方があります。


自然研究路を歩いたり、薬王院を訪れたり、山頂からの景色を楽しんだり。
登るだけでなく、多くの楽しみがあります。
八王子市によれば、高尾山は自然の豊かさに加え、歴史や文化、景観が一体となった場所でもあるとの事です。
「高尾山の都会のすぐ隣にある自然」を理解です。
今日のブログはここまで。
明日は、「登頂と高尾山の食」をUPさせて頂きます。

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建築物を支える基礎。
そしてその基礎を支持する地盤。
その地盤が安全なのか??
目視で確認出来ない地盤の中の事は、実際に調査をしてその地の地耐力を測定します。
また、地盤調査は建築基準法でも定められています。
平成12年建告1347  建築基準法に基づく告示
建築物の基礎の構造方法及び構造計算. の基準を定める件

地盤調査の方法には数種類あります。
それは、建築用途・規模・構造などの条件によって、地盤調査方法も変わります。
吉野聡建築設計室では
1.スクリューウエイト貫入試験(旧 スウェ-デン式サウンディング試験)
2.表面波探査法
3.ボーリング標準貫入試験
4.平板載荷試験
上記の4種類の調査を、それぞれの建築の条件によって使い分けています。

山梨県北杜市にある敷地で計画している別荘で行った地盤調査です。
緑豊かな傾斜地の中にある敷地は、富士山の景色もある抜群の環境です。
北杜市の別荘地 矢印の先に富士山
別荘の内部から富士山を見る方向です。

「地盤調査」スクリューウエイト貫入試験
この素晴らしい敷地で、令和8年8月上旬に計画地で地盤調査です。
下記の動画で、調査時の様子をご確認下さい。


回転時に無音であることから、粘土層と推測。
そして、1回転の回転回数の中で貫入量が大きい事から、軟弱地盤ではと想定します。
建物の重量を支える事が出来る地盤なのか?
仮に不可であれば、地盤においての地盤改良工事や杭基礎工事が必要なのか検討が必要となります。

土地から検討をされている皆様。
土地の選定の1つに「地耐力」を加えてください。
選ぶ土地によって、施工費が大きく変わります。
山梨県甲府市 吉野聡建築設計室では、地盤調査を行う前に、多くのデータからその地の地耐力のおおよその判断をしております。
土地から建築を検討している皆様。
是非にお問合せ下さい。
おおよその判断をさせて頂きます。
(詳細には、地盤調査が必要です)

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BIM(Building Information Modeling)
ビルディング インフォメーション モデリングは建築に関わるすべて人が活用できるビジネスとデザインを革新するワークフローです。
コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションであり、現在主流になりつつあるワークフローです。

BIMプロセス図。BIMモデルには意匠・構造・設備の情報が含まれ、3次元データを基に設計者、施工者、施工主間でコミュニケーションが図られます。
BIM3次元モデルはこれまでのCGパースなどを制作する際に作られた3次元モデルとは異なります。
意匠上の表現のためのモデルだけではなく、構造設計や設備設計情報のほか、コストや仕上げなど、付随する情報を統合されたデータとして活用することができます。
実際の建築物を施工する前に、コンピューター上で3次元モデル生成を行い、それを活用して、意匠、構造、設備などの様々な仕様やコストを管理したり、環境性能やエンジニアリングのシミュレーションや、エコロジーでコスト効率のよい施工計画を立てたりすることが可能です。

44archicadsyoshino.jpg
例えば、BIMでは建物の3Dモデルに、
壁・柱・床・窓などの形状、材料や寸法、価格・数量、設備情報、施工・維持管理に関する情報などを紐づけます。
建築CADとの違いは、簡単にいうと、
CAD → 「図面を描く」
BIM → 「情報を持った建物を作る」
BIMで壁を変更すると、平面図・立面図・断面図などにも変更が反映されやすく、設計・施工・維持管理まで同じ建物データを活用できるのが大きな特徴です。
建築業界では、設計 → 積算 → 施工 → 維持管理までの効率化や、関係者間の情報共有に活用されています。

これからの設計において、必要不可欠である「BIM」
弊社が採用したソフトは「Archicad」です。

33archicadsyoshino.jpg
ARCHICADはハンガリーのGRAPHISOFT社が開発した、建築設計に特化したBIMソフトです。
3Dモデルを中心に設計を進めることで、平面図・立面図・断面図・3Dビューを連動させ、図面作成や修正作業の効率化を支援します。

今後はBIMが建物の情報を一つにまとめて、設計、施工、管理を繋ぎ、省人化、品質向上、コスト管理、改修計画にさらに役立つ可能性があります。
特に、用途変更や改修では、既存建物の情報整理に使いやすい点が強みです。
情報を共有することで、ミスを減らし、判断を早くし、長期的な建物管理にも活かしやすくなります。

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吉野聡建築設計室で行ってきた建築設計図は、製図台に向かってトレッシングペーパーの製図用紙に、シャーペンで1本1本線を描きながら1枚の設計図を仕上げていました。
それからPCを用いての建築CADを使って28年が経過しています。
そして、2026年9月からBIMへステップUPをします。

archicadsyoshino22.jpg
建築設計も、その時代に合わせて大きな変化を歩んできています。

日本のBIMの歴史
日本におけるBIM(Building Information Modeling)の普及は、1990年代以降の3次元CADの発展を背景として徐々に進んできました。当初は、建築物を立体的に表現するための3D CADが主にデザインやプレゼンテーションに利用されていましたが、次第に、建物の形状だけでなく、部材の仕様や数量などの情報を3次元モデルに組み込むBIMの考え方が広がっていきました。
日本では、**2009年頃が「BIM元年」**と呼ばれ、この頃から大手設計事務所やゼネコンを中心にBIMの導入が本格化しました。2010年には国土交通省も官庁営繕事業においてBIMの導入・活用を試行し、BIMは単なる設計ツールではなく、建築生産の効率化を図るための技術として注目されるようになりました。
2010年代になると、BIMは意匠設計だけでなく、構造設計、設備設計、施工、積算などへ活用範囲を広げていきました。
特に大手ゼネコンでは、設計段階で作成したBIMモデルを施工段階でも活用する「施工BIM」が進展し、設計と施工の情報を連携させる取り組みが進みました。

大きな転換点となったのが2019年です。国土交通省は2019年6月に「建築BIM推進会議」を設置し、官民が一体となってBIMの活用を推進する体制を整えました。目的は、設計だけではなく、企画、設計、施工、維持管理までを含む建築生産プロセス全体の生産性を向上させることです。
その後、国土交通省は2020年に「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン」を公表し、BIMを建築業界全体で活用するための標準的な考え方を示しました。さらに、BIMモデルの形状や属性情報の標準化、積算、情報共有、建築確認など、BIMを中心とした建築情報の連携について検討が進められています。
そして現在の日本のBIMは、「3次元で建物を描くためのソフト」から、「建築に関する情報を一元化し、設計・施工・維持管理まで活用する仕組み」へと発展しています。
国土交通省では、2026年4月からBIM図面審査を開始するなど、BIMを建築確認などの行政手続きにも活用する段階に入っています。

archicadsyoshino.jpg
つまり、日本のBIMの歴史は、
「2次元CAD」
「3次元CAD」
「BIMによる設計」
「設計・施工の情報連携」
「建築確認・積算・施工・維持管理を含む建築情報の一元化」
という流れで発展してきたと整理できます。

特に今後は、BIM単体ではなく、AI・クラウド・建築確認・積算・施工管理・維持管理をBIMでつなぐ「建築DX」へ発展していくことが、日本の建築業界における大きな流れとなっています。
明日のブログは「BIM」の導入・活用をUPさせて頂きます。

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大学で建築を学び卒業して3年間、建築製図の平行定規、その後の1年は製図用のドラフターに向かってトレッシングペーパーの製図用紙に、シャーペンで1本1本線を描きながら1枚の設計図を仕上げていました。

平行定規
平行定規
ドラフター
ドラフター
シャーペンで設計図を描いていた頃思い出は、1枚の設計図の大切さです。
たった1枚しかない設計図。
1枚完成させるのに費やす時間は、2~3日かかる図面もありました
夏の暑い時に、汗ばんだひじを製図用紙の上でこすって線をダメにしたり、消しゴムで消している時に、製図用紙を破ってしまった思い出があります。
それが今は、パソコン+建築CADで設計ですので、同じ設計図を無限に作成する事が出来ます。
その時に学んだもう1つの大切な事は、1本の線での表現です。
1本のシャーペンで太い・細い、濃い・薄いなどの線を用いて、製図用紙から設計図が浮き上がってくるような設計図を描く事を目標としてました。
CAD化している現在でもその考えは変わっていません。

建築CAD
建築CADは、建物の設計や製図に使うソフトです。
CADはコンピューターを使って図面を作成する方法のことで、図面を手で描く代わりに、パソコンで建築図面を作る仕組です。
プランやデザイン、さまざまな提案も大切ですが、設計図をしっかり描く事も大切ではと考えています。
その手法が、現在のパソコンを使った建築CADから、次の時代に以降する時がきています。

それは「BIM」(ビム)です。
BIMとは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称で、コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションであり、また、それにより変化する建築の新しいワークフローです。
3DのCADではありません。
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