木造建築の工法

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***今日は何の日*** <囲碁の日>

「い(1)ご(5)」の語呂合わせから、日本棋院が提唱し制定

建築の床・壁などさまざまな場所の下地材として使われる合板

合板の元になる木

木からつくられる合板

合板の中には大きく分けて2つに分かれます

1つは普通合板、もう1つは構造用合板です

構造用合板

左が無垢の板材、右が合板

合板とは、薄く切った単板を繊維方向を90°、互い違いに重ねて熱圧接着した木質ボードのことです

日本では合板をベニヤ板と呼ぶことが多いが、本来ベニヤ(veneer)とは単板を意味します

その合板の中に構造用合板があります

構造用合板とは フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』抜粋

構造用合板(こうぞうようごうはん)とは、合板のうち、構造耐力上主要な部分に用いる目的で作られたものをいう。構造用合板は、主に木造建築物の、壁下地材・床下地材・屋根下地材として用いられる

構造用合板は、日本農林規格 (JAS) で定められている

構造用合板を使って耐力壁や耐力床を作ることにより、耐震性・耐風性を飛躍的に高めることができる。また、副次的な効果として、気密性や防音性を高めることができる。特に枠組壁工法(2×4工法)の建築物では、外壁下地・床下地・屋根下地に構造用合板(または構造用パネル)を必ず用いるので、優れた耐震性・耐風性・気密性・防音性が確保できる

構造用合板は、厚さ・サイズが豊富・釘の保持力が非常に高く強固に取り付けることができる・あらゆる方向からの力に対して高い抵抗力を発揮する事から木造建築物の耐力壁に用いられる事が多いです

以前の木造建築の耐力壁は筋交いでしたが、今は構造用合板を使います

木造建築の在来工法を採用する場合、吉野聡建築設計室では筋交いと構造用合板の利点を組み合わせた木造建築の設計を行っています

その他、用途やコスト、法律など様々な事を検討いた上で、枠組壁工法(2×4工法)や国土交通省認定の金物工法(メタルフィット工法)、丸太組工法(ログハウス)の設計も行なっています

それぞれの工法には、メリット・デメリットがあります

何も検討しないで、どの工法が1番良いとは言い切れません!

採用する工法も1番BESTな工法を提案しています

明日は、実際の写真からその工法を説明します!

吉野聡建築設計室

山梨県甲府市デザイン・住宅・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

木造建築の工法について検討する事にご理解してくださるなら(1click)

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