木造軸組工法(在来工法)

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***今日は何の日*** <色の日>

「い(1)ろ(6)」の語呂合わせから、カラーコーディネーターなど、色に関係する職業の人たちの記念日になっている

吉野聡建築設計室では木造の設計を行う場合、下記の4種類の工法の中からそのクライアントにとって最もBESTな工法を採用しています

木造建築の工法の種類には

1.木造軸組工法(在来工法)

2.枠組壁構法(2×4工法)

3.金物工法(メタルフィット工法)

4.丸太組工法(ログハウス)

があります

今日はその中で1.木造軸組工法(在来工法)です

木造軸組工法(在来工法)とは柱や梁といった軸組(線材)で支える構造

日本においては、木造住宅の工法としては、主流の工法です

また、柱を直接あらわした本格的な本格和風建築を作ることもできます

在来工法1

木造軸組工法(在来工法)の建て方

昔は1つ1つの部材を人力で上げていましたが、今はクレーン車を使って行います

 

在来工法2

面剛性が確保できる構造用合板と筋交いの壁

在来工法3 在来工法4

基礎と柱結ぶ              横架材(梁)同士や

ホールダウン金物            柱と梁を結ぶ金物

木造軸組構法では、各部材に継手・仕口などの複雑な加工をして部材をつなぎます

その接合部を補強する金物の設置(基準で定められたも金物)をします

柱と梁はピン接合であることから地震荷重や風荷重などの水平荷重(横からの力)に対しては、平行四辺形になって倒壊してしまいます。このため、筋交いや構造用合板などを用いて、一定量以上の耐力壁・耐力床を作ることが義務付けられています

建物全体のバランスを保つ為に設置位置の基準もあります

耐力壁ではない壁は、構造上重要な位置を占めないため、窓や扉等の開口部を拡大したり増設したりするような大規模なリフォームがしやすいというメリットがあります

このよに木造軸組工法(在来工法)は構造設計の自由度が大きく、空間・デザインでも自由な発想の建築を設計する事が可能です

しかし、構造的なことを全く考えないで、耐力壁を次々に撤去していくような悪質業者には注意が必要です

吉野聡建築設計室

山梨県甲府市デザイン・住宅・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

木造軸組工法(在来工法)についてご理解してくださるなら(1click)

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