外壁診断(タイル)調査(赤外線調査・打診調査)

定められた特殊建築物の建物所有者は、定期的に特殊建築物定期調査報告を行わなければなりません。

その調査項目の1つに「外壁のタイルやモルタルの診断調査」があります。

「特殊建築物等は竣工、外壁改修などから10年を経てから最初の定期調査時の際、及び10年毎の定期調査時に外壁タイルなどの全面打診等による浮きの調査が必要になっています。」

調査内容については、下記のブログをご確認下さい。

・2012年5月15日 特殊建築物の定期調査報告 外壁タイル調査 1/3

・2012年5月16日 定期調査報告 外壁タイル 赤外線調査 2/3

・2012年5月17日 特殊建築物の定期調査報告 外壁タイル調査 3/3

調査には2種類の方法があります。

①「打診調査

  専用ハンマーによって外壁を打診し、異音により損傷箇所を判断する方法です。

タイル調査 打診調査

打診棒を使う打診調査

②「赤外線調査

  外壁タイルなどの浮きの調査・診断を赤外線カメラで撮影し、画像表示される温度分布データを解析して判断する方法です。

タイル調査 赤外線調査

赤外線カメラを使う「赤外線調査」

「外壁タイル診断調査」をご検討されている皆様。

吉野聡建築設計室では2つの調査を併用しながら調査・解析・報告を行っております。

建築基準法で定められた2つの調査方法

それぞれに、メリット・デメリットがあります。

だからこそ、2つの調査を併用することで、お互いのマイナス面をなくす事を目的としています。

より正確な調査・調査結果報告書を提出しています。

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