実体験に基づいたホンモノのバリアフリーの住まい

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23年付き合っている後遺症があるんです。

24歳の時に行っていたスポーツの事故によって右顔面を強打。

外傷性くも膜下出血+脳挫傷が原因で起こった左半身マヒによる運動障害です。

頭の上部から足先までの目・鼻・口・手・指・足。

見事に左半身の完全麻痺です。

その麻痺によって。

・発生障害・嚥下(えんげ)障害

・言語障害

・感覚障害

・排泄障害 です。

そして、目の「復視」と言う症状。

物が二重に(二つに)見えることを複視といいます。

身体障害者の認定も取得できるレベルでした。

言葉には表現できない厳しい・辛い経験。

そんな経験をしたものだけがわかる事がたくさんあるんです。

今日は、そんな経験から学んだ建築の提案の一部をUP致します。

身体的な不自由があると、動きも不自由になります。

車椅子を使って移動になる事もあります。

だからこそ、室内の移動は出来るだけ短距離に。

そして、安全に・見やすく・行きやすくが絶対条件になります。

広い真っ直ぐな廊下

広い真っ直ぐな廊下。

大きな開口幅の吊戸式の引き戸。

大きな開口

寝室から、そのまま脱衣室・トイレ・廊下・リビング・クロゼットへ行くことができるプラン。

吊戸式の引き戸の開口巾は、1.0mあります。

しかし!!このようなプランでありながら、各動線やプライバシーも満足できるプランとなっています。

身体に障害があると、行動に時間もかかります。

それは、その行動を安全に行う為の事であり、「確実に」を追求するからこそでもあります。

そんな思いを理解出来るからこその提案を行っています。

実体験からのホンモノの提案です。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。

耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、

特殊建築物定期報告書検査作成


山梨県甲府市

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