新築や外壁タイルの改修を行ってから年数が経過している建築
「外壁タイルは、いつかは剥離・落下します」
日本建築防災協会の統計資料(外壁タイル張りの耐震診断と安全性対策指針・同解説の付-5外壁タイル張りの剥離・剥落故障例 1998年発行)によれば、タイル張り外壁の故障が確認されるまでの経過年数は平均13.6年と報告されています。
打診調査や赤外線調査で確認した外壁タイルの浮き。
どのような改修工事が必要か。
また、建物の規模・用途・デザイン・周辺環境と言う条件で、どのような工法が適しているか。
詳細な調査が必要です。
その方法は、タイルの浮きを(壁の内部)を直接見て確認する方法です。
今日のブログは、実際の調査方法をUP致します。
タイルの浮きの改修工事えを行うための調査機器(カメラ)
この機械を使って調査します。
外壁に直径5㎜×深さ100㎜程度の穴をあけます。
最上部の写真でUPしているカメラを穴の中に。
細長い棒の先にあるレンズ。
暗い穴の中でも確認出来るようライト付です。
タイルの浮きを確認
このカメラで、外壁面から何㎜入った部分に浮きがあるのか。
また、タイルの下地のモルタルが浮いているのかも目で見て確認出来ます。
よって正確で確実な改修工法の検討+選択、及び工事が行える。
タイル自身の浮きなのか。
下地のモルタルの浮きなのか。
躯体のコンクリートの劣化なのか。
それがどの位置で(深さ)でどんな状態で起こっているのかを、実際に見て確認しています。
もっとも正しい調査方法です。
企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
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山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
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中小企業診断士加藤忠宏
最近は検査方法も進化しているんですね
溶射屋
吉野さん
へ~、このような検査機器があるのですね。
タイルの落下はとても棄権。
定期的に検査することが必要なことだと思います。
モルタルマジック
こんにちは!
建物も人間と同じようなメンテナンス方法で状態を知ることができるんですね。
保険屋あい
こんにちは。
タイルの浮きにも種類があるのですね。
それによって修理の仕方が異なる。
もう、専門家におまかせするしかありません。