「たくさんの間違いがある」後付けの太陽光発電2/3

マンションやアパート・企業などの事務所建築の屋上は、一般に立ち入ることが出来ない場合がほとんどです。
広いスペースがありながら、活用方法が無いというのは非常にもったいない話です。
特に、周辺に高い建造物が無い集合住宅の屋根部分は、日当たりも良く太陽光発電に適しているため、このスペースを発電に活用することも可能です。
また、屋根にソーラーパネルを設置することで、強い日差しによる屋根の劣化や発熱を抑えることができます。

本日のブログは、太陽光発電のメリット・デメリットではなく、太陽光発電の設置(特に後付け)についてです。
今ある建物に太陽光発電の設置する場合でも、多くの基準が関係します。
建築物の屋上に設置する太陽光発電設備は、その建築物に電気を供給する目的のものは「建築設備」となり、設置する建物や太陽光発電を建築基準関係規定に適合する必要があります。
また、太陽光発電の下を「屋内的用途に利用しない(作業場等)」ことや「メンテナンスを除いて人が立ち入らない」という条件を満たせば、確認申請は原則不要となります。

↑↑↑
ここの太文字に注目です。
今ある建物の屋上に設置する時には、屋上の利用方法や太陽光発電の設置方法。
その他、設置する建物の防水や太陽光発電重量における建物の構造確認が必要となります。

屋上を利用した太陽光発電の設置
上記の写真の太陽光発電は、山梨県甲斐市にあります。
建築の全体調査の時に確認です。
山梨県内にある太陽光発電の業者が設置した太陽光発電は、設置前に既存建物への影響も含めた構造検討を行っています。
その資料を確認した時にです。
えっ!!と驚く間違いが!!!

続きは明日のブログでUPさせて頂きます。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成

山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
山梨県 甲府市 徳行3-3-25
TEL 055-222-6644
FAX 055-222-6100 
mail   yao@ruby.plala.or.jp
HP    http://sekkei-y.com
facebook http://www.facebook.com/sy.sekkei