「高温災害」山梨県の危険な高温は災害です。

本日のブログをUPする山梨県甲府市 2023年8月4日(金)AM2:50 
外気温25.4℃ 風速西南西2.2m/s 湿度85%
まだ夜明け前ですが、すでにこの環境です。
外では、この時間からセミが鳴いています。

セミ セミの鳴き声
「セミの鳴き声を聞けば気温がわかる」とも言われています。
日本には約30種のセミが確認されており気温によって鳴く種類がちがってきます。
ヒグラシ・・・・25℃以下
ニイニイゼミ・・23℃~29℃
アブラゼミ・・・25℃~30℃
クマゼミ・・・・30℃~32℃
ミンミンゼミ・・35℃

世界の年平均気温は、19世紀以降100年あたりで0.72℃上昇しています。
21世紀末(2081年~2100年)における世界の年平均気温は、20世紀末(1986年~2005年)と比較して、最悪で2.6~4.8℃の上昇が予想されています。
毎年、この暑さが厳しくなっていきます。

日本で一番の暑さ(日本の最高気温)は、2018年7月23日に埼玉県の熊谷市(熊谷地方気象台)で観測された41.1度です。
第2位は、高知県の四万十市(江川崎観測所)・岐阜県美濃市(美濃)・岐阜県下呂市(金山)で観測された41.0度です。
日本で暑い所というと南のほうにある県だと思われそうですが、過去最高気温の一覧を見ると日本各地で記録されています。
緯度の低さよりも、内陸盆地に位置する、ヒートアイランド現象、フェーン現象、気圧配置などの様々な要因が複雑に影響しあって高温になっているようです。
山梨県甲府市は、2013年8月10日に記録された「40.7度」で全国第8位になっています。
また、甲府盆地の中にある山梨県甲州市勝沼町は、全国最高気温を何度も観測しています。
これは、大きなマイナスの記録です。

2023年7・8月山梨県 日本気象協会より
(2023年7・8月山梨県 日本気象協会より)
梅雨明けしてからは、毎日が35℃以上となり、その後半は連日38℃を越えています。
私がこどもの頃は30℃を超えると過酷な暑さでしたが、今は30℃では涼しい暑さと感じる気温です。
冒頭でも記載したように、今後も日本の夏の温度は上がり続けて行きます。

「危険な高温が続く山梨県の夏」
あらゆる物・事に大きなマイナスの影響が起こっています。
①高温における熱中症等の健康被害
②高温における死亡リスクの上昇
③外部での作業における生産性の低下
④異常気象によるゲリラ豪雨・台風・線状降水帯における災害
⑤農産物の被害(現地域で栽培が出来なくなる)
⑥電力のひっ迫
⑦環境問題

人命を奪う危険な高温は、すでに「高温災害」と呼んでも良いのかなと感じています。
1985年にオーストリアのフィラハで開催された地球温暖化に関する初めての世界会議(フィラハ会議)をきっかけに、二酸化炭素による地球温暖化の問題が大きくとりあげられるようになってから37年。
改善ではなく、悪化の方向へ進んでいます。
だからこそ、温暖化に大きな貢献が出来る建築の「高断熱化」です。
それは、新築を行う住宅や大規模建築だけでなく、いまある建築も含めた全ての建築への対応です。
詳しくは、下記のブログをご確認下さい。

2022年6月29日
危険な暑さ(猛暑日)エアコンをOFFでも快適な吉野聡建設計室の室内
2022年7月6日
「電力のひっ迫」建築の断熱で緊急事態から回避する1/3
2022年7月7日
「電力のひっ迫」建築の断熱で緊急事態から回避する2/3
2022年7月8日
「電力のひっ迫」建築の断熱で緊急事態から回避する3/3

断熱で日本を世界を変える
建築の高断熱で日本 世界を変える

弊社が提案し続けているオリジナルの「断熱」は、多くの問題をクリアさせることが出来ます。
・地球環境問題(環境省・国土交通省)
・温暖化問題(環境省・国土交通省)
・エネルギー問題(経済産業省・資源エネルギー庁)
・熱帯の発展途上国への提案(外務省・国土交通省)
・ヒートショック・熱中症の健康問題(厚生労働省・財務省)
・空き家問題(財務省・国土交通省)
・教育問題(文部科学省)
これからも、市町村・県・国をはじめ多くの企業への提案を行い続けて行きます。
「断 熱」
この無限のパワーを知って+実践していきましょう。

最後に、環境省が発行している
PDF ∼日本の気候変動とその影響∼「環境省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、気象庁」
をUPさせて頂きます。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成

山梨県甲府市
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