「2025年夏」
山梨県甲府市では、6月には3日連続猛暑日。
また、7月は11日連続で熱中症警戒アラートが発表され、今年も記録的な・異常な・危険な暑さです。
暑い夏に行う基礎・躯体工事のコンクリートには、さまざまな注意があります。
それは、1日の平均気温が「25℃」を超える日。
コンクリートは「暑中コンクリート」として扱います。
暑中コンクリートでは、気温が高いことによってセメントの硬化が促進されるためワーカビリティー(コンクリートの軟度)の低下などを招いて結果的にコールドジョイント・強度低下・ひび割れの発生等につながります。
そのため、暑中コンクリートにあっては
1.使用する材料を低温のものにする。
2.単位水量・セメント量を抑える。
3.混和材料を用いる。
4.コンクリートと他の物質との接触面を濡らしておきます。
5.練混ぜから打設完了までの時間を短くする。
などの対策を行います。
コンクリートの品質確認
赤〇印の部分で、コンクリートの温度を計測しています。
コンクリートの仕様・施工方法は、季節やその日の天気・温度などによって変わります。
頑丈で力強いコンクリートは、実は細心の注意+繊細さが求められます。
だからこそ「コンクリートは生き物」として考えています。
企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成
山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
山梨県 甲府市 徳行3-3-25
TEL 055-222-6644
FAX 055-222-6100
mail yao@ruby.plala.or.jp
HP http://sekkei-y.com
facebook https://www.facebook.com/yaosekkei/
加藤忠宏
セメントも化学物質ですからね
保険屋あい
こんにちは。
暑いときは、コンクリートにも悪い影響を与えるのですね。
勉強になります。